ローマのスポーツ・ディレクター、ヴァルテル・サバティーニはオランダ代表MF、ケヴィン・ストロートマンを売却する意思がないこと改めて強調した。
24歳のストロートマンは1月の移籍ウィンドウで前オランダ代表監督であるルイス・ファン・ハールが指揮を取るマンチェスター・ユナイテッドへ移籍すると盛んに報じられている。また、フランス王者のPSGも若手MFのアドリアン・ラビオとの契約延長交渉がまとまっておらず、ストロートマン獲得のためのオファーの一部にラビオを利用する動きがあるようだ。
しかし、サバティーニはこれらの動きに対しすぐに会合の場を設けるつもりが無いことを主張している。
「彼(=ストロートマン)は桁外れの選手だ。(ストロートマンを売却するという)それらの噂は他のクラブの欲望に基づくものだろうね」
「我々は彼をキープしたい。彼は我々の強さの源だ。彼がフルパワーで戻ってくることを待っている。昨季の彼は賞賛すべき役割を果たした」
「もちろん、彼は売却できないよ。そして、私が彼を売却すると言っていない事を改めて述べねばならない。我々はオファーを受け取っても、彼を守るよ。だが、何が起きるかなんてわからない」
「彼は負傷中だけど、我々は彼とエンジョイしているよ。如何なる状況でも彼の売却はない。我々は彼の復帰を待っている。耐えて待つ必要があるよ、彼は決定的なプレーヤーだから」