イングランド4部リーグ「リーグ・ツー」に所属するダゲナム・アンド・レッドブリッジが、このほど新たに選手と契約したそうだ。
その選手の名は、アデ・ユスフ。ダゲナムと1年契約を結んだのだが、この選手の前職がなんとも珍しかった。
英国『Mirror』によれば、 アデ・ユスフは英国にある日本食レストランのウェイターとしてこれまで働いていたというのだ。
この日本食レストランの名は、「Wagamama」。 以前Qolyでもお伝えしたことがあるが、Wagamamaは1992年にオープンした麺類を中心とした日本食レストランで、ウィルフリード・ザハらプロサッカー選手も訪れることのあるお店だ。ケント州にあるブルーウォーター・ショッピングセンターにあるこのお店で、つい先日までアデ・ユスフは働いていた。
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— wagamama uk (@wagamama_uk) 2014, 9月 15
記事によれば、これまでアデ・ユスフはWagamamaで週給400ポンド、年収にするとおよそ370万円を受け取っていた。しかし、 憧れていたプロサッカー選手になるチャンスが訪れ、年俸230万円という契約内容(およそ140万円の減棒)にサインしたようだ。
アデ・ユスフ(ダゲナム)
「プロサッカー選手になれるなら、どんなことでもできた。今はお金については問題ではない。なぜなら、今私はサッカー選手として自分自身、そして自分のキャリアを発展させているところだからね。
Wagamamaのみんなはとてもいい人たちで、失望させたくなかった。だから、契約期間が切れるまでは働きたかった。デビュー戦となった日の前日、私はWagamamaで午後1時から10〜11時まで働き、次の日の試合に向けトレーニングをした。
みんなは私のフットボールについてとても理解があった。彼らのおかげで、私は土曜日に働かずに済んだ。その日は試合をする日だからね。素晴らしいよ。
(自身のキャリアについて)サッカーを始めてから、ローラーコースターのように上下運動の激しいものだったよ。夢が叶った。プロサッカー選手になることは、私がこれまででもっともなりたいものだったからね」