チェルシーのMF、セスク・ファブレガスは今夏、イングランドへの復帰を模索した際に古巣アーセナルから求められなかった経緯について語った。

27歳のスペイン代表MFは6月にバルセロナからチェルシーに移籍。古巣アーセナルは優先交渉権を有していたが、既に1年前にメスト・エジルを獲得していた事から権利を行使しなかった。

セスクは開幕から好調をキープ。チェルシーのスタートダッシュに大いに貢献している一方で、アーセナルのサポーターたちは元キャプテンであるセスクがロンドンのライバルクラブに加入した事について複雑な心境を示している。セスクの発言を『The Sun』が報じている。

「自分にとって世界にプレミアリーグ以上のリーグは存在しないと考えているから、常に戻りたいと思っていた」

「アーセナルは優先交渉権を持っていたよ。それは契約に書いてあった。だから彼らは(バルセロナ移籍について)イエスと言ったんだ。だが、彼らは(優先交渉権の行使を)決断しなかった。既にエジルがいる、と彼らは言っていた。自分は必要とされなかったんだよ」

「それが人生さ。問題ないよ。僕らは前に進んでいる。人生も進む。フットボールも進むんだ」

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