9月25日、『O Jogo』は「国際サッカー連盟(FIFA)は、ポルトガル代表新監督のフェルナンド・サントス氏に科せられているベンチ入り禁止処分を確認した」と報じた。

先日ポルトガル代表監督に就任することが決まったフェルナンド・サントス氏。連盟は、アルバニアに敗れるなど苦戦を続けているチームの立て直しを、国内のビッグ3全てを率いたことがある経験豊かな指揮官に託した。

しかし、フェルナンド・サントス氏は先日行われたワールドカップにギリシャ代表監督として出場し、その際に審判に対して反スポーツ的行為を行ったとして8試合のベンチ入り禁止処分を受けている。

ポルトガル連盟はこの処分の取り消しを求め、FIFAの上訴委員会に訴えていたが、この要求がFIFAによって却下された。

このまま8試合のベンチ入り禁止処分が適用された場合、フェルナンド・サントス監督は予選プレーオフの第2試合、あるいは本大会のGL第2試合、そして予選敗退という最悪の場合は次回のワールドカップ予選2試合目までチームを指揮することが出来ない。

ただ、ポルトガル連盟にはさらにこれをスポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴する権利が認められているため、処分については決定しているが確定はしておらず、訴えた場合は判決が出るまで処分保留になる可能性もある。

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