9月26日、『BBC』は「イングランド・リーグ・ワン、およびリーグ・ツーにおいて、人工芝の使用が認められる可能性が高くなった」と報じた。

イングランドのプロサッカー界では、ボールのバウンドや転がりの問題、長期的、および短期的な負傷の誘発という点で1995年に人工芝が全面的に禁止されていた。

しかし、近年3G人工芝がFIFAの認可を受けるなど技術が進歩してきたことを受け、ポルトガルで行われた会議で導入が検討された。その結果投票権を持つ46名のうち29名がこの計画をバックアップする用意があるとのことで、11月に行われる最終的な投票において人工芝が再許可される可能性が高くなっている。

3G人工芝は今年初めにFAカップでの使用も認可されており、夏の会合ではキャピタル・ワン・カップ、ジョンストンズ・ペイント・トロフィー(3部、4部の48チームによるカップ戦)での許可も受ける見込みとなっている。

なお、3G人工芝の導入には30~50万ポンド(5000~8500万円)の費用が掛かると見積もられているものの、その後は全天候で使用できる。ただ、これに関してはアフターケアにも比較的費用が必要になり、耐用年数もおよそ20年と見込まれているため、経済的なメリットとしてはそれほど大きくないと考えられてもいる。

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