9月27日、『Express』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、マラガに所属しているポルトガル代表DFアントゥネスの獲得を狙っている」と報じた。
ヴィトリーノ・ガブリエウ・パシェコ・アントゥネス、通称”アントゥネス”は1987年生まれの27歳。精度とパワーを兼ね備えた左足のキックを武器としているサイドバックである。かつて若くしてパッソス・フェレイラで活躍し、2007年にローマに引き抜かれた経験を持っている。
しかしイタリアでは活躍できず、様々なクラブをレンタルで渡り歩いた後、2012年に古巣パッソス・フェレイラへの復帰がきっかけとなり再ブレイクした。再びポルトガル代表にも招集されるようになり、昨年1月にマラガへと移籍。スペインでも初年度からレギュラーとして活躍を見せていた。
今夏はマラガがコートジボワール代表DFアルトゥール・ボカを獲得しており、さらにホセ・マヌエル・カサドがいることから、アントゥネスはセビージャへの移籍を求めていたものの、最終的にチームに残留している。
アーセナルは今季マテュー・ドゥビュシ、ナチョ・モンレアルが前半戦で負傷しているために最終ラインが手薄になっており、手ごろな価格で獲得できると考えられるアントゥネスの引き入れで層を厚くしようと考えているとのことだ。
なお、記事によればアーセナルが用意している額は250万ポンド(およそ4億2500万円)であるとのこと。