9月27日、『Skysports』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、フランク・ランパードのマンチェスター・シティ移籍について、選手の意思を尊重したものなのかという点で疑問があると話した」と報じた。

今夏チェルシーを契約満了で退団し、ニューヨーク・シティFCと契約したフランク・ランパード。ところが、メジャーリーグサッカーの開幕が2015年春ということで、それまでは長年過ごしたチェルシーのライバルであるマンチェスター・シティに貸し出されるという驚きの結末になった。

さらに現在2015年1月までになっている期間を延長するのではないかという話も出てきており(実現の可能性については否定されているが)、先日からはその話題でメディアを賑わせている。

アーセン・ヴェンゲル監督は以前からマンチェスター・シティとニューヨーク・シティの資本関係から生まれている選手の取引を批判していたが、今回のランパードの移籍についても「選手が意図したものではないのでは?」と疑問を呈している。


アーセン・ヴェンゲル アーセナル監督

「人間には常に二つの判断基準がある。一つは法的なもの。もう一つは道徳的なものだ。人間の考えはそれらに依存している。私は、『それは正当なことなのか?』とも思っている。

選手が決断したことには誰もがリスペクトを持って対処しなければならない。

私はこれらの動きの後ろにあるものは本当に知らない。ランパードのプランには、ニューヨークへ行き、そしてマンチェスター・シティに行くというものが常にあったのか? そうは思わない。

彼はニューヨークへ行って、そして突然このようなプレミアリーグへの復帰という解決策を提示され、それを受託することを選んだのだろうと思っているよ。

まあ、彼は私よりもずっとたくさんの説明が出来るはずだ。先程も言ったが、私はこの動きの裏に何があるのかはよく知らないからね」


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