9月26日、イタリア・セリエAのチェゼーナ・カルチョは「28日に行われるミラン戦から、スタジアムに地元企業の名前を冠することが決定した」と発表した。

チェゼーナの本拠地は1957年にオープンしたスタディオ・ディノ・マヌッツィ。もともとは地域名からラ・フィオリータと呼ばれていたが、1982年に亡くなったディノ・マヌッツィ氏(当時。1962~1980年に会長を務めた)の名を冠している。

2011年にはスタジアムをフルモデルチェンジし、ピッチを人工芝に変えるとともに、観客席を拡大。近代的な施設に生まれ変わっている。

そして今季は本拠地の命名権を売り出すことになり、地元チェゼーナに本社を置いている食品会社オロジェルがその権利を獲得。スタジアムの名前はオロジェル・スタジアム・ディノ・マヌッツィ(正式にも英語名)に変更されることになった。

契約は今後10年間という長期にわたるもので、この取引によって既にクラブにとっては120万ユーロ(およそ1億7000万円)の収入があったとのことだ。

なお、今後数週間の間に施設も全体的にリニューアルされることが予定されており、さらに近代的で革新的なデザインが導入されるとのことである。

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