マンチェスター・ユナイテッドの指揮官、ルイス・ファン・ハールはエヴァートンの右サイドバック、シェイマス・コールマンに注目しているようだ。

『Guardian』によれば、ファン・ハールはアイルランド代表であるコールマンの獲得を熱望しており、ベルギー代表MFのマルアヌ・フェライニを取引の一部に含める事も考えているという。フェライニは昨年の夏にエヴァートンからマンチェスター・ユナイテッドに移籍しており、トレードが実現すれば古巣への復帰となる。コールマンとエヴァートンは2019年まで契約を結んでおり、移籍には高額の移籍金が必要になるが、かつてのヒーローであるフェライニの帰還という条件をエヴァートン上層部がどのように判断するかが鍵となるだろう。

なお、25歳のコールマンについてはチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督も注目しているようだ。チェルシーにはブラニスラフ・イヴァノヴィッチとセサール・アスピリクエタが在籍しているものの、モウリーニョはコールマンがファーストチョイスのサイドバックになれる才能があると考えているとのこと。チェルシー欧州スカウトを務めるミック・ドハーティはかつてエヴァートンでスカウトを担当しており、この縁もあるようだ。

ビッグクラブが注目する存在となったコールマンだが、プロサッカー選手になるまではゲーリック・フットボールの選手だった。18歳でアイルランドのスライゴ・ローヴァーズでプロデビューし、2009年にエヴァートンに加入。当時の指揮官、デイヴィッド・モイーズと現役時代のチームメイトだったウィリー・マクスティの推薦によるものだった。

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