9月30日~10月1日、2014年度AFCチャンピオンズリーグの準決勝セカンドレグが開催された。
クラブ設立から3年目、ACL初出場で準決勝まで勝ち進んできたウェスタンシドニー・ワンダラーズは、ファーストレグを0-0のスコアレスドローに持ち込み、本拠地でのセカンドレグに全てを賭けた。
ここまでの勢いを象徴するように、キックオフ直後からボールを支配して攻撃を加えるウェスタンシドニー。開始からわずか3分、セットプレーからマテオ・ポリャクの鋭いミドルシュートが決まって先制点を奪取!
その後反撃は受けたものの、満員に近い観衆に背中を押されながら、体を張った堅いディフェンスを見せてソウルの攻めをシャットアウト。
流れを離さないウェスタンシドニーは、64分にはラビノット・ハリティのクロスボールからシャノン・コールがヘディングを決めて追加点も奪って見せた。
ゴールパフォーマンスは大失敗でしたが……テンション上がって普段やらないことをしようとするから……
そして大きなピンチを迎えることなく試合終了。
これで初出場で決勝進出という快挙を成し遂げたウェスタンシドニー。しかし決勝の2試合では施設の問題から本拠地パーテック・スタジアムが使えないことが決まっている。地元で圧倒的な強さを見せてきた彼らにとっては、最後に大きなハードルが待ち構えることになった。
なお。30日に行われた西地区の準決勝セカンドレグでは、アル・アイン(UAE)2試合合計4-2で破ったアル・ヒラル(サウジアラビア)が決勝に進出。かつて仙台でプレーしたチアゴ・ネーヴィス、京都に所属したカク・テヒが所属していることで知られている。