8月15日、『Australian』は「ウェスタンシドニー・ワンダラーズのトニー・ポポヴィッチ監督は、トニー・ピューリス前監督が電撃退任したクリスタル・パレスから興味を持たれている」と報じた。
トニー・ポポヴィッチは1973年生まれの41歳。1997年から2001年までJリーグのサンフレッチェ広島でプレーしていたことでも有名なセンターバックで、日本を離れた後にイングランドのクリスタル・パレスに5シーズン所属していた。
さらに引退後シドニーFCのアシスタントを務めた後2011年にクリスタル・パレスのコーチングスタッフの一員となり、指導を行っていた経験を持っている。
2012年から率いたウェスタンシドニー・ワンダラーズでは、リーグ加盟初年度のチームでレギュラーシーズン首位という歴史的な結果を残し、次年度にもプレーオフ進出を成し遂げるなど、指導者としての評価を一気に高めた。
ただ、クリスタル・パレスはほかにもニール・レノン氏、デイヴィッド・モイーズ氏、カルキー・マッケイ氏などの候補もリストアップしているとのことで、現在のところポポヴィッチ氏からのコメントも得られていないようだ。