イランサッカー連盟は、現地時間10月4日から予定されているポルトガルでのトレーニングキャンプに向けた代表メンバーを発表した。
発表の日程としてはキャンプに入ってからとなったが、もともと40名を招集しており、そこから切り落としていった形であるため事後になった模様だ。
メンバーとしては、最終ラインは比較的ワールドカップを踏襲したものになったといえる。米国出身のバイタシュールが抜け、昨年超ロングシュートを決めたことで知られるウリア・ガフーリが入った。
逆に前線と中盤にはあまり馴染みのない名前も。プーラリガンジやラフィイー、アブドゥラハザデーは若手からの抜擢。ヴァヒド・アミリは年齢的には中堅だが初招集だ。
また、近年では珍しいほどFW陣が海外組ばかりなのも注目どころ。カリム・アンサリファルドが欧州に進出したことで、これまでにないほど国内クラブの名前が見られなくなった。「ペルシャのメッシ」ことサルダル・アズムンもアジアカップに向けては主力になってくるだろう。
なお、先日アシスタントコーチに就任することが決まったアリ・カリミ氏は、このキャンプが初指導となる。
GK:
アリレザ・ハギギ(ペナフィエウ/POR)
アリ・レザ・ビランヴァンド(ナフト・テヘラン)
ムフサン・ファルーザン・マスルダシュティ(エステグラル)
DF:
ホスロ・ヘイダリ(エステグラル)
ウリア・ガフーリ(セパハン)
ペジマン・モンタゼリ(ウム・サラル/QAT)
サイード・ジャラル・ホセイニ(アル・アハリ/QAT)
アミール・ホセイン・サデギ(エステグラル)
マハルダード・プーラディ(無所属)
ハシーム・ベイクザデー(エステグラル)
MF:
ジャヴァド・ネクーナム(オサスナ/ESP)
アンドラニク・テイムリアン(エステグラル)
ムルタザ・プーラリガンジ(ナフト・テヘラン)
ウミド・イブラヒミ(エステグラル)
イフサン・ハジ・サフィ(セパハン)
サルーシュ・ラフィイー(フーラド・フージスタン)
アハマド・アブドゥラハザデー(フーラド・フージスタン)
FW:
アシュカン・デジャガー(アル・アラビ/QAT)
アリレザ・ジャハンバフシュ(NECナイメーヘン/NED)
レザ・グーシャネジャド(クウェートSC/KUW)
カリム・アンサリファルド(オサスナ/ESP)
サルダル・アズムン(ルビン・カザン/RUS)
マスード・ショジャイー(アル・シャハニヤ/QAT)
ヴァヒド・アミリ(ナフト・テヘラン)