10月6日、『Inside』は「カタールのアスパイア・アカデミーが行ったグローバルサミットで、元オランダ代表アシスタントコーチのパトリック・クライファート氏が、かつてのチームメイトであったルイス・エンリケ氏の仕事を評価した」と報じた。
かつてアヤックスからバルセロナに移籍し、ルイス・エンリケ氏とともにプレーしていたクライファート。現在は互いに指導者の道を歩み、切磋琢磨している。
クライファートはバルセロナの監督という大任を引き受けたルイス・エンリケについて、彼はチームに必要なものを何でも知っていると話し、それが一番重要なのだと主張した。
パトリック・クライファート
「私がバルセロナでプレーしていたとき、ルイス・エンリケ、そしてペップ・グアルディオラがキャプテンだった。グアルディオラは最初、その次がルイス・エンリケだったね。確かに彼らは真の指導者であったということが出来る。
ルイス・エンリケはセルタで偉大な仕事をしていた――しかし、最も重要なのは、彼がバルセロナを知っているということなんだ。彼は求められていることを理解しており、クラブの哲学を熟知している。そして、選手たちにそれを伝える術も持っている。バルセロナでプレーするってことが、どういう意味を持つのか、ね。それはとても重要なスキルだ。
彼らは非常にバランスの取れたチームだと思う。エンリケはチーム内に彼の個性を植え付けている。それはバルセロナでのプレーのやり方を教えているんじゃない。システムでのやり方を教えているんだ。
パリ・サンジェルマン戦での敗北は、バルセロナが稚拙なプレーをしたからではなかった。あの夜は、彼らよりも上にあるチームと対戦しただけだと思う」