10月10日、『Inside』は「スペイン代表監督を務めているビセンテ・デル・ボスケ氏は、スロバキア戦の敗北にも『危うい状況にはない』と話した」と報じた。
9日に行われたEURO予選でスロバキアに敗北したスペイン代表。突破に向けてという意味で言えばそれほど致命的なものではないものの、一時世界を席巻したチームの醜態とあって、メディアからは批判が続出している。
しかしデル・ボスケ監督は選手たちに何らかの批判をする必要はないと話し、大きな問題には至っていないと主張した。
ビセンテ・デル・ボスケ スペイン代表監督
「こんな結果は期待していなかった。我々は28試合の予選を敗北なしで戦ってきた。しかし、負の連鎖にあるとは思わない。
我々は十分に正確ではなかった。そして彼らは長所を生かしたし、落ち着いていた。我々は攻撃の際により知性が必要だったことは確かだ。しかし、それにもかかわらず多くのチャンスを得た。そして、ゴールキーパーが素晴らしいセーブを見せていた。
試合は引き分けで終わるだろうと思った時、素早く美しい動きで彼らは我々のポイントを奪っていった。スロバキアは時に非常にいいフットボールを見せていた。
我々は有効性を失っていたかもしれない。我々は深さが欠けていた。中盤では非常に強固なところを見せていたので、もっとオープンに戦う必要があった。
誰も、敗れるのは好きではない。しかし、良いふるまいを見せて最後まで戦っていた選手たちには、いかなる苦情もぶつけるべきではないと思っている。
(カシージャスがフリーキックを止められなかったことについて)
その場面の前にスロバキアがチャンスを得た時、彼は我々を救ったんだ。ベンチからはあまり見えなかったが、ボールは曲がっていたように感じた。それがイケルを騙したのだ。
(代表では不調のジエゴ・コスタについて)
彼は多くの熱意をもって努力を続けている。私は、彼が自分を落ち着かせていることに満足している。そして、今後どのようなプレーをしてくれるかワクワクしている」