10月12日、『Daily Star』は「ACミランのスポーツディレクターを務めているウンベルト・ガンディーニ氏は、マリオ・バロテッリを売却したことで誰もが幸せになったと話した」と報じた。
今夏のマーケット終盤にACミランからリヴァプールに移籍したマリオ・バロテッリ。この取引では、ワールドクラスのストライカーとしては比較的安値の1600万ポンド(およそ27億円)という額の移籍金が動いている。
ウンベルト・ガンディーニ ACミランSD
「彼はイタリアという愛されている場所にやってきた。やがてスター選手になるべく理想的な環境であるかと思われた。
しかし、それはお互いのためにならなかった。ピッチでより良いチームを作ろうとする上で、マリオは我々が捜していたタイプの選手ではなかった。
一方で、彼はおそらくプレミアリーグが最適なステージだと考えており、そこに戻りたいのだろう――と我々は感じていた。
そして、リヴァプールはちょうど良いタイミングで来てくれた。それは皆を幸福にした。
マリオがプレーする方法は、ピュアなナンバー9とは似ていない。ミランの問題といえば、ボックスの中でプレーできるストライカーを持っていなかったことだった。しかし、マリオはそれをすることには慣れていないのだ」