いよいよ今週末、25日に開催されるレアル・マドリー対バルセロナのエル・クラシコ。
リーガで首位を走るバルセロナは8節終了時点で無失点。一方のマドリーはリーグ最多の30得点を記録しており、「守備のバルサ」対「攻撃のマドリー」という珍しい図式が成立するような今回の対戦と言える。
そしてその大一番に向けて、マドリーのエース、クリスティアーノ・ロナウドの新しいスパイクがNikeからリリースされた。
この夏、フライニットとフライワイヤーを採用して革新的な進化を遂げた「マーキュリアル」シリーズの最新モデル、「マーキュリアル スーパーフライ」。
今回はロナウド限定着用モデルということで、「Mercurial Superfly CR7」、日本では「マーキュリアル スーパーフライ CR FG」として登場した。(※FGはファームグラウンド、つまり天然芝向けという意味)
注目はそのカラーで、一見すると普通の黒だが、実は新しくなったナイキスキンテクノロジーを用い、光を放つような効果を取り入れた特殊なアッパーを使用。
Nikeのグローバルフットボール・フットウエア担当副社長、マックス・ブラウ氏によれば、「クラシックな色合いを全く新しく見せるというアイディアに大きなインスピレーションを感じ、今回はブラックというカラーを全く新しく表現しました」とのことだ。
無数の白い点が“光”のもと。シューレースにも入れられているようだ。(スパイクの機能に関しては こちらの記事で)
ロナウドは今回のシグニチャーモデルに関して、「エレガントで美しく、全くこれまでとは違う新しい輝きを放つ、まさに私にあったスパイクです。私はいつも新しいスパイク、コレクション、新しいカラーを試すのが好きです。今週はビッグチームとの特別なゲームを控えており、その時に自分が気持ちよく履けるスパイクでプレーするのが楽しみです」と語っている。
こちらは最新の「CR7コレクション」。黒をベースに鮮やかなブルーが目を引く。
「マーキュリアル スーパーフライ CR FG」は既にNike.comなどで先行販売が開始されており、11月7日から店頭での販売もスタート。価格は通常の「マーキュリアル スーパーフライ FG」と同じ、42,120円(税込)。
もちろん、HG(ハードグラウンド)向けの「マーキュリアル ヴェイパー10」でもこのロナウドカラーは登場し、一般の店舗では主にこちらが展開。カラーは「スーパーフライ」同じようにマットな感じで独特の仕上がりとなっている。
なお、サマータイムの終了に合わせ、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエAで使われているNikeの公式試合球「オーデム」も今週末から新しい「オーデム Hi-Vis」にチェンジ。
クラシコではこの黄色いニューボールにも注目だ。
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