先週末行われたプレミアリーグ第9節、マンチェスター・ユナイテッド対チェルシーの試合は試合終了間際にロビン・ファン・ペルシーが同点弾をあげ1-1で終了した。

チェルシーの堅実な守備網に打つ手のなかったユナイテッドだったが、最後の最後で奇跡が待っていた。93分34秒にファン・ペルシーがあげたゴールは首位チェルシーから勝ち点2を奪い去るものであり、悩めるチームに貴重な勝ち点1をもたらす価値あるものであった。

そんな劇的な展開となった試合を終え、ユナイテッド公式Twitterアカウントがこんな内容を投稿している。

このツイートによれば、ファン・ペルシーがチェルシー戦であげた同点ゴールは93分34秒に生まれたもので、これはプレミアリーグのユナイテッド戦では2009年のマンチェスター・シティ戦に記録した95分28秒以来最も遅い時間帯でのゴールであったという。

2009年のシティ戦・・・?これでピンときた人はかなりプレミアリーグファンであるに違いない。そう、2009年に行われたマンチェスターダービーの結末はこうであったのだ。

オールド・トラッフォードでのこの試合、試合は3-3で試合終了に迫っていた。壮絶な展開となった試合であったが、試合はユナイテッドの背番号7マイケル・オーウェンが劇的な逆転弾を奪って4-3と勝利したのだ。

この試合でオーウェンがあげたゴールは95分28秒。やはりこうしたビッグマッチで底力を発揮するあたりが伝統クラブの証なのだろうか。

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