マンチェスター・ユナイテッドを26シーズン率い、38ものタイトルを獲得した永遠の名将にスポットをあてた映画が制作されることになりそうだと、英国各紙が伝えている。

2012-2013シーズンをもって、監督業からの引退を発表していたサー・アレックス・ファーガソン氏。ユナイテッドほどのビッグクラブを四半世紀率いたという実績はもはや伝説であり、その存在がいかに偉大であったかは、後任のデイヴィッド・モイーズ氏の苦悩を見ていればよく分かる。現在はUEFAのコーチングアンバサダーに就任しており、オールド・トラフォードにも時々姿を見せている。

そんなファーガソン氏のこれまでのキャリアに迫った映画が制作されるようだ。英国『Mirror』によれば、2011年に発売されたファーガソン氏の自伝をもとにした映画の制作をアメリカの元サッカー選手ワーナー・ロス氏が構想しており、そう遠くない未来に完成するようだ。

発売時期の関係から、この本の中では2013年の監督退任について触れられていなかったが、この映画の中ではそれらを補った形で描かれる。

なお、英国ではサッカーにまつわるストーリーが映画化されることはそう珍しいことではなく、ユナイテッドが生んだ“伝説の92年組"をフィーチャーした"THE CLASS OF 92"や、2004-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝リヴァプール対ミラン戦を舞台にした犯罪コメディ映画"One Night In Istanbul"などがすでに公開となっている。

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