10月28日、『Ghanasoccernet』は「ガーナU-17代表監督を務めていたサルポン氏がラジオ番組に出演し、『そもそも年齢に確証を持てる選手が一人もいない』と話した」と報じた。
アフリカU-17選手権の予選を突破したガーナU-17代表であったが、先日カメルーンからの抗議を受けて調査された結果、年齢詐称をした選手が入っていたと判断され、大会から除外されることが決定した。
このチームを率いていたサルポン監督は『Hallo FM』の番組に出演してインタビューに答え、「本当に17歳と確信が持てる選手は誰も居ない」と話した。
サルポン ガーナU-17代表監督
「真相を言えば、ガーナのサッカー界において、確実に17歳だといえる選手は存在しないということだ。最近の状況には全く驚いていないよ。
なぜなら、勝利を収めたいという場合、オフィシャルが選手たちに年齢を与えることを強いられているからだ。それがガーナの勝利への姿勢なんだ。
従って、童顔の選手ならば、真実がどうであるかにかかわらず、プレーできる年齢が与えられる。我々は学校での就学歴まで遡って、正しい年齢を持っている選手を得る必要があるよ。
マイケル・エシエン、サリー・アリ・ムンタリなどの有名な選手の誕生日を聞いた時は、私は大笑いしてしまったね」
なお、ガーナはこれまでU-17で2回、U-20で1回世界制覇を達成している。