現地時間1日、スコットランドのリーグカップ「スコティッシュ・リーグカップ」の準決勝の組み合わせ抽選が行われ、セルティックとレンジャーズが準決勝で対戦することが決定した。

ともにグラスゴーをホームタウンに持ち、スコットランドを代表する両クラブ。両者の戦いは「オールドファーム」と呼ばれ、その盛り上がりや熱量は世界でも屈指のダービーだと言われている。日本人としては、セルティックの英雄である中村俊輔が素晴らしいゴールを記録したことも思い出深い記憶であろう。

しかし、そんなオールドファームもここ数年は対戦する機会に恵まれなかった。2012年にレンジャーズが破産し、4部リーグへの降格処分が言い渡されていたのだ(レンジャーズは現在2部にまで復帰)。実質2強体制だったスコットランドにとってこの事件は大きく、以降1部リーグではセルティックが圧倒的な成績で連覇を果たしている。

そんなスコットランドに、あの大一番が返ってくる。両者の対戦は2012年4月29日に行われた2011-12シーズンのリーグ戦第42節以来のことであり、実に2年以上ぶりの対戦である。この時は3-0でセルティックが勝利している。

セルティックのロニー・デリア監督は今回の決定に際し、「これがグラスゴーにとってどれほどインパクトのあることなのかは誰もが知っている。ファンタスティックな雰囲気をみんなが楽しみにしているよ」と公式HP上でコメントした。

2年ぶりに実現するオールドファーム・ダービー、セルティック対レンジャーズのスコティッシュ・リーグカップ準決勝は、2015年1月31日or2月1日に開催予定。

【厳選Qoly】日本代表、北朝鮮との3月シリーズで「株を上げた」3名の選手

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら