2006年のワールドカップで母国イタリアを4度目となる優勝に導くなど輝かしい指導経歴を誇るマルチェッロ・リッピが監督業から引退する可能性があるようだ。 中国メディアが報じている。

リッピは1948年生まれの66歳。ユヴェントスやインテル、そしてアズーリを率いた後、2012年からは中国の広州恒大の指揮官に就任。 2013年にはAFCチャンピオンズリーグ制覇、そして中国スーパーリーグでは3連覇を達成した。

このほど行われたリーグ最終節、山東魯能泰山戦後の会見において今後は監督ではなくテクニカルディレクターに専念すると発表したそうだ。 ただ、広州恒大ではもう監督はやらないということなのか、監督業から完全に引退するということなのはまだはっきりとはしていない。

また、『Gazzetta dello Sport』によれば、「トレーニングをやる気はない。私は年老いた。広州恒大は来季新しい監督をつれてくるだろう」とも述べたそうだ。そして、その後任の第1候補は元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロだとされている。今後の動向に注目したい。

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