マンチェスター・ユナイテッドが、今ビッグクラブから熱い視線を集める若手DFの獲得を検討していると英国『Mirror』が伝えている。

その選手の名は、エメリク・ラポルト。アスレティック・ビルバオに所属するフランス人選手で、1994年生まれの20歳である。

ビルバオのアカデミーから昇格したラポルト。2012-13シーズンにプロデビューを果たして以降徐々にその存在感を発揮し、189cmという体躯ながらも左足から繰り出されるパスと相手をいなす足技が武器。守備では積極的に潰しにいくタイプで、昨年はU-19欧州選手権にフランス代表の一員として出場し、準優勝に貢献している。

フランスフル代表への招集経験はないが、時間の問題と見られる。しかし、もうじきスペイン国籍を取得できることからキャリアをスタートさせたスペイン代表を選択するのではないか、という報道もある。

そんなラポルトの獲得にユナイテッドが動くらしい。記事によれば、ユナイテッドは次の1月の移籍市場でオファーを送る可能性があるという。ジョニー・エバンズやフィル・ジョーンズ、またマルコス・ロホといった守備の要人を欠くユナイテッド。やはり冬の補強は必至であろう。

なお、このラポルトとビルバオの間には3200万ポンド(およそ58億3000万円)ものバイアウト条項が結ばれているが、それでもアーセナルやチェルシーなどビッグクラブからの関心が伝えられている。

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