イングランドのマンチェスター・シティが運営することやフランク・ランパード、ダビド・ビジャが加入するなど、なにかと話題なニューヨーク・シティFC。
来季からいよいよMLSに参戦する彼らだが、ホームスタジアムも意外な場所を使う。そこは、「マーくん」こと田中将大やイチロー、黒田博樹が所属するMLBニューヨーク・ヤンキースの本拠地、ヤンキー・スタジアム。
On to the bottom of the 9th in the Bronx. Beltran, McCann, Teixeira due up,
#Yankees trail 2-0. #LetsGoYankees pic.twitter.com/wPoewPOA1c
— New York Yankees (@Yankees)
2014, 9月 7
ボストン・レッドソックスが本拠地とするフェンウェイ・パーク同様、欧州の強豪クラブによる夏のツアーなどで近年たびたびサッカーの試合が行われている野球場。ニューヨーク・シティの共同出資者にヤンキースが名を連ねていることもあり、チームはここでメジャーリーグサッカーのホームゲームを行うのだ。
そこで気になるのが、どこの席が一番高いのか?ということ。さっそくクラブの公式サイトでチェックしてみた。
文字は小さいがJリーグと同じく価格帯によって色分けされており、金額が高い順で以下の通り。
紺 > 青 > 水色 > 緑 > 紫 > 黄緑 > 黄色 > グレー > 薄グレー > オレンジ
※金はボックスシート、赤は団体使用が可能な席。
というわけで、一番高価なのは三塁側の最前列。ただ、次に高いのが、ホームゴール裏に位置する一塁側最前列というのはちょっと意外? それだけ「レジェンズ」の名で知られる内野1階席はサービスが充実しているのだろう。
3番目は、デルタ航空の名前が付いたバックネット裏の上段「デルタ・スカイ360・クラブシート」。野球観戦では試合全体が一番見やすいと言われるスイート席となっている。
なお、アウェイサポーター用の席は左下の赤で囲った黄色の箇所。とにかく複雑な席割だ。
それぞれのチケット価格はこちら。
Legends Club Seats(紺):250ドル(約29,000円)
Champions Club Seats(青):150ドル(約17,000円)
Delta Sky360 Club Seats(水色):100ドル(約11,000円)
Category 1(緑):65ドル(約7,500円)
Category 2(紫):55ドル(約6,300円)
Category 3(黄緑):45ドル(約5,200円)
Category 4(黄色):35ドル(約4,000円)
Category 5(グレー):30ドル(約3,400円)
Category 6(薄グレー):25ドル(約2,900円)
Supporters(オレンジ):25ドル(約2,900円)
一番高い席は3万円近く、一番安いところでも約2900円と、さすがニューヨークな価格。ただ基本的に、カテゴリー1~6とサポーター席が一般的な座席で、上3つは“特別席”と言えそうだ。