今月11日にジャマイカで開幕したカリビアンカップ2014は現地時間18日に最終日を迎え、決勝でトリニダード・トバゴをPK戦の末に退けた開催国ジャマイカが優勝。再来年に米国で開催されるコパ・アメリカ100周年記念大会の出場権を獲得した。

カリビアンカップは2年に一度、カリブ海の覇権をかけて行われる国際大会。予選を勝ち抜いた8ヵ国が2組に分かれてグループステージを戦い、各組の上位2チームが準決勝へ進出しトーナメント戦を行う仕組みとなっている。また、同大会はCONCACAFゴールドカップの予選も兼ねており、今年は各組上位2ヵ国までに来年行われる同大会の出場権が与えられ、同3位の成績上位チームは、来年3月頃に行われる予定のプレーオフにまわる。

既に準決勝まで勝ち残ったジャマイカ、トリニダード・トバゴ、ハイチ、キューバの4ヵ国がゴールドカップの出場権を獲得し、A組3位の仏領ギアナが中米大会5位のホンジュラスとプレーオフで対戦することが決まっている。

この日は大会優勝と再来年のコパ・アメリカ100周年記念大会をかけた決勝と、3位決定戦が行われた。決勝の前に行われた3位決定戦は、2007年のカリブ王者ハイチが2-1でキューバを下した。迎えた決勝は、10月に日本代表とも対戦(1-0で日本が勝利)したジャマイカが、宿敵トリニダード・トバゴに苦しめられながらも0-0の末にPK戦を4-3で制し、2大会ぶり6度目の優勝を飾った。

来年チリで開催される通常のコパ・アメリカにも日本の代替として出場することが決まっているジャマイカだが、この優勝により2年連続でコパ・アメリカに出場することとなった。

なお、大会最優秀選手にはジャマイカ代表のキャプテン、ロドルフ・オースティンが選出されている。

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