9月に開催されたキリンチャレンジカップ2014、日本代表対ベネズエラ代表の試合が無効試合として扱われるようだ。

9月9日、横浜国際総合競技場で行われたこの試合は、ハビエル・アギーレ体制になっての2試合目。試合は武藤嘉紀と柴崎岳のゴールもあり2-2と引き分けていたのだが、FIFAは公式HPでこの試合を無効試合と表記しており、「日本が3-0で勝利した」と扱っている。これにより、この試合に出場したすべての選手の出場と武藤嘉紀と柴崎岳の得点が記録上消滅する可能性がある。

なお、無効試合になった理由であるが、ベネズエラ側が出場資格のない選手をこの試合で起用したからだという。

ゼニト・サンクトペテルブルクに所属するFWサロモン・ロンドンはこの直前に行われた韓国戦で退場しており、本来であれば日本戦に出場できなかった。しかし、この試合でロンドンは先発出場。81分までプレーした。

ちなみに、 これと似たケースが今年の5月にもベルギーであった

2014年W杯直前、ベルギー代表のマルク・ウィルモッツ監督は強化試合のルクセンブルク戦で交代選手を7人起用し、「公式戦」から「練習試合」に格下げとなっている(交代選手の上限はもちろん6人)。この試合は複数の選択肢からベルギー代表を選んだアドナン・ヤヌザイの記念すべきデビューゲームであったが記録はつかず。さらに、今のところこの試合にしか出場していないGKサミー・ボスの出場記録も剥奪されており、FWロメル・ルカクもこの試合で初のハットトリックを記録していた。ただし、この試合はFIFAの公式HPには記載すらされておらず、「無効試合」とは異なる措置となっている可能性はある。

日本サッカー協会からの公式は発表はまだないが、続報が待たれる。

なお、8月からベネズエラ代表監督に就任したノエル・サンビセンテ監督はここまで4試合の強化試合を行い未勝利。日本戦が唯一の引き分けであったが、仮に無効試合となれば就任以降全敗ということになる。

(※追記)
日本サッカー協会側より、協会的には2-2を有効とし、柴崎、武藤両選手の得点も記録されると発表がありました。