先週末に行われたアーセナル対マンチェスター・ユナイテッドの試合は、1-2でユナイテッドが勝利した。

決勝ゴールはウェイン・ルーニー。ルーニーにとってはこれがユナイテッドでの対アーセナル戦通算11得点目となり、価値あるゴールは貴重な決勝弾に。この大一番に勝利したユナイテッドはリーグ戦での順位を4位にまで上げ、今シーズンのアウェイゲームでの初勝利を飾った。

さて、そんなこの試合ではユナイテッドですでに50得点以上をあげているロビン・ファン・ペルシーが先発出場している。ファン・ペルシーにとってアーセナルは古巣であり、自身のストライカーとしてのスキルを磨いてくれたクラブ。さぞ古巣対決に情熱をみなぎらせていたはずなのだが・・・この試合で生まれた記録がなかなか驚きであった。

英国『Telegraph』によれば、この試合でファン・ペルシーがボールに触れた回数はわずかに13回だったそうだ。この日、75分までプレーしたファン・ペルシー。75分間での13タッチは、流石に存在感なさすぎである。

タッチ数の内訳はこちら。ポイント表示は11しかないが、おそらく複数のタッチ数をしているのだろう。13タッチのうち1タッチはキックオフ時、もう1タッチはコーナーキック時であった。

この数字は今シーズンのプレミアリーグで75分間以上に出場した選手の中で最も少ない数であるといい、チェルシー戦でマンチェスター・シティGKジョー・ハートが記録した15よりも少ない。なお、ファン・ペルシーはシティ戦でも19タッチしかしておらず、20タッチを切るケースは11試合に出場した今シーズンですでに2度目のことだ。

また、この13タッチという数字は、2003年以降に計測されたユナイテッドの選手のものとしては最少値となる14タッチ(2012年のQPR戦でダビド・デ・ヘアが記録)をも更新してしまったようだ。

選手や監督が代わって新たなスタイルで挑戦する新シーズン、ファン・ペルシーはあの輝きを再び見せることができるだろうか?

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい