現地時間27日、UEFAヨーロッパリーグ第5節が行われ、ビジャレアル対ボルシアMGの試合がエスタディオ・エル・マドリガルで行われた。

マイナー国クラブが多く参加するUELの中では、比較的知名度の高いチーム同士の一戦となったこの試合。ともにグループAで上位につけており、ボルシア・パークでの裏のカードでは1-1と引き分けている。

試合は2-1でビジャレアルのリードで続く。 この試合が行われるまで、UCLおよびUELの第5節ではドイツのチームが全て敗れているという悲惨な状況にあり、この試合もドイツ勢が敗れるかに思われたのだが・・・67分に決まったボルシアMGの同点が非常に強烈な一撃であった。

インパクトは強烈でありながら、まるでホップするかのような軌道を蹴ったのは、ボルシアMGの背番号34グラニット・ジャカ。ボルシアMGではクリストフ・クラマーとダブルボランチを組み、ここ数年のボルシアMGの躍進を語る上で欠かせないタレントである。

ジャカは1992年9月27日生まれの22歳。2009年のU-17ワールドカップ優勝メンバーで、その中でも最も才能に恵まれた選手の一人と言われる英才である。

その精巧な左足がストロングポイントだが、見かけ以上にパワーもあるため、相手を背負ってのプレーも得意とする分野の一つ。両親はコソヴォ系アルバニア人であり、本人はスイス代表を選択している。

ジャカのこのゴールが決まり、試合はそのまま2-2で終了。ボルシアMGが勝ち点9で首位、ビジャレアルが勝ち点8となり2位につけたものの、チューリッヒが勝ち点7と迫っているため両チームの突破は未だ決まらず。決着は最終節に持ち越された。

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