アーセナルが1月の移籍ウィンドウでトッテナムのDF、ヴラド・キリケシュを獲得する可能性があるようだ。
『Express』がイタリアからの情報として報じた所によれば、ルーマニア代表のキリケシュは1月にローン移籍することをクラブから許される見込みであり、アーセナルは24歳のDFの獲得を目指すクラブの1つとなっているとのこと。
キリケシュについてはローマ、ナポリ、インテル、そしてシャルケが興味示しているといわれており、中でもローマが最有力といわれてきた。ローマのルディ・ガルシア監督はキリケシュの獲得を切望しており、代理人とは既に接触しているといわれている。
しかし、アーセナルの登場で少し流れが変わるかもしれない。守備に問題を抱えているアーセナルは補強が必須な状況にあり、元ステアウア・ブカレストであるキリケシュは魅力的な存在。ローンで獲得する可能性を検討しているようだ。
無論、アーセナルとトッテナムがノースロンドンのライバルクラブであることも触れなければならないだろう。両者のライバル関係はプレミアリーグでも屈指であり、仮にキリケシュがアーセナルへのローン移籍を望んだとしてもクラブ側が許可しないことも充分にあり得る。
なお、両クラブ間でダイレクトに移籍したケースは2001年まで遡る。元イングランド代表DF、ソル・キャンベルがフリートランスファーではあるが、トッテナムからアーセナルへと移籍。地元のライバルクラブという事もあり、大きな話題となった。ローン移籍とはいえ、実現となれば大きな話題となるだろう。