12月6日、『Sky Italia』は「カリアリのズデネク・ゼーマン監督は、ローマを率いていた時代にはチームとの間でビジョンが一致していなかったと話した」と報じた。
ゼーマン氏は1997~99年の間ローマを指揮した経験を持ち、一昨年13年ぶりに復帰。しかし、成績がそれほど芳しいものにならず、2013年2月に解任されている。
ズデネク・ゼーマン カリアリ監督
「カリアリはサルディーニャ島の全てに浸透しており、サポートしてくれる人々を持っていることが素晴らしい。彼らは楽しめる何かを見たいと求めている。
私は働きたい。そして、それは私には依存していない。会長が私にチームを任せてくれて、体力的に足で立てる限りは、私は働き続けるよ。
指導者としての勝利は、人々に私の真価が認められ、感銘を与えること。結果というものは、常にピッチで起こったこと全てを反映するわけではない。4-0で負けても満足することはあるし、その逆も然りだ。
(ローマ時代は?)
ローマでの最後の年は奇妙だった。私は自分がクラブに何かをもたらすことが出来ると確信して戻ったのだが、あいにく開幕の時から問題があった。それは必ずしもチームに存在したわけではないが、どのように前に進んでいくかというメンタリティの問題がより大きかった。
我々は一度も正しいメンタリティの上で働けたことはなかった。それは恥であった。コッパ・イタリアのファイナルに進出し、マルキーニョスやラメラ、オスバルドらのような選手が台頭したとしてもね。
もし我々が同じビジョンを共有していたら、私はもっと良いことが出来たと確信している。それが残念なことだ」