12月7日、『L'Equipe』は「フランス・リーグアンのリールは、カタール1部のアル・ガラファに所属している元アルゼンチン代表FWリサンドロ・ロペスの獲得に興味を示している」と報じた。
リサンドロ・ロペスは1983年生まれの31歳。2006年に移籍したFCポルトで活躍し、2007-08シーズンにポルトガルリーグ得点王に輝いたことから注目を集め、2009年にリヨンに加入。2010年にはリーグ最優秀選手賞にも輝いたことで知られているストライカーである。
2013年にリヨンを退団した後はカタールのアル・ガラファでプレーしており、年400万ユーロ(およそ5億7000万円)の給与を受け取っていると言われている。
ただ、それだけの結果を出しているかと言われると微妙なところで、昨季は9ゴール、今季も12試合で2ゴール。連携を重視する選手だけに、伝統的に個人能力的なサッカーをするアル・ガラファにはややフィットできていない状況がある。
現在リーグアンで下位に低迷しており、特に得点に関してはリーグ最下位という成績になっているリールは、そこを狙ってレンタルで彼を借り受けるという希望を持っているという。
また、フィオレンティーナに所属している元ドイツ代表マリオ・ゴメスというプランも持っているとのことで、とにかく前線については何らかの補強があると示唆されている。