(※追記あり)

Jリーグクラブの収入源の一つ「Jリーグ配分金」。入場料収入、広告料収入と並ぶ大きな財源であり、Jリーグが発表している個別情報開示資料によれば、2013年度はJ1全18チームに対して総額39億4200万円が配分されている。

そんなJリーグ配分金に関して、新シーズンから変更点があるようだ。アルビレックス新潟の田村貢社長によれば、新シーズンから『スカパー!』の視聴者数によってこの配分金が変動になるとのことだ。

これはさきほどカシマスタジアムで行われたJ1第34節の延期試合、アルビレックス新潟対柏レイソルの試合後、田村社長がサポーターの前で話したものである。

CS放送局『スカパー!』ではJ1全306試合を生中継しており、リーグと一体となってプロモーションを進めている。詳細は明らかになっていないが、『スカパー!』では加入者に対してどこのチームを応援しているかをカスタマーセンターを通して尋ねられることがあり、そのサポーター数に応じて配分金が変動することになりそうだ。

その意味で言えば、サポーターがクラブの配分金に介入できる時代となっている。

田村 貢(アルビレックス新潟代表取締役社長)

(来シーズンも目標に向かって邁進するという文脈で)

「そのためにはクラブ、サポーターの皆さんができること。それは、チームを一丸となって熱く応援し、支援の輪を広げることであると思っています。

選手の条件を整え、チームの環境を整える支援の輪をクラブも進めていきたいと思っておりますので、ぜひ多くの皆様にチケットを買っていただき、

そして来年はJリーグも入場者数、スカパーの視聴者数の増加によって分配金が変わるという方に変わります。是非アウェイに見に行けない方はスカパー!をご覧いただければと思っております」

※口語調のまま掲載

(※追記)

ただし、『スカパー!』ではすでに「応援クラブアンケート」の集計結果が各クラブへの強化支援金に分配されており、具体的にどのように変動するかは明らかになっていない。

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