先日行われたMLSカップを制し、実質の2014年アメリカ王者に輝いたロサンゼルス・ギャラクシー。ニュー・イングランド・レヴォリューションズとの決勝で値千金の勝ち越し弾をあげたのは、日本でも知名度の高いあの選手だった。

アイルランド代表の英雄的存在で、2011年からアメリカで挑戦を続けるロビー・キーンである。

ロビー・キーンがプレーするMLSでは、シーズン終了後に上位チームによるトーナメント形式の決勝プレーオフが行われている。その決勝に残ったのがキーン擁するロサンゼルス・ギャラクシーと、ニュー・イングランド・レヴォリューションである。

カリフォルニアで行われた決勝戦は1-1のまま延長戦へ。PK戦で決着をつけるかに思われた111分、土壇場でロビー・キーンが決勝点をあげチームに貴重なタイトルをもたらしたのだ。

史上5度目となったギャラクシーのMLSカップ制覇。この試合は同国のレジェンド、ランドン・ドノヴァンの現役ラストの試合であった。同国にとって、そしてロサンゼルス・ギャラクシーにとって特別な選手のラストゲームを美しく飾ったという意味でも、このキーンのゴールは非常に大きかったと言える。

そんなキーンのちょっとおもしろい話を、英国『Mirror』が伝えている。

記事によれば、キーンは優勝を祝うセレモニーで、先着200名のファンに自腹でビールをご馳走したんだとか。仮に1杯500円だったとして10万円・・・安いか高いかは個人の判断によるだろうが、よほど嬉しかったに違いない。

一応本人もビールまみれにはなったらしい。

34歳になるキーンは、レギュラーシーズン29試合で19得点を記録。得点ランキングでリーグ3位になるなど、結果を残している。

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