12月15日、『Gazzetta dello Sport』は「サンプドリアのマッシモ・フェレロ会長は、インテルのエリック・トヒル会長に関して人種差別的なコメントを発したとして3か月の活動禁止処分を受けた」と報じた。

マッシモ・フェレロ氏は10月26日に放送されたRAI Sportの番組Stadio Sprintでインテルの会長エリック・トヒル氏を「フィリピン人」と呼んだり、「カルチョのエンブレムを侮辱するためにインドネシアから来た」などの過激なジョークを飛ばし、大きな批判を受けていた。

これらの発言を問題視したイタリアサッカー連盟の懲戒委員会は、マッシモ・フェレロ氏に対して3か月の活動禁止処分と1万ユーロ(およそ147万円)の罰金、サンプドリアに対して3万ユーロ(およそ440万円)の罰金を課すことを決めた。

マッシモ・フェレロ氏は映画プロデューサーを務めている実業家で、今年6月にサンプドリアの1500万ユーロ(およそ22億円)の債務を買い取り会長に就任。先日は忘年会スタイルで試合を観戦し、一部で大きな話題となった。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」