26日のアーセナル戦で敗戦し16位に低迷するQPR、残留争いから抜け切れず苦しい戦いを強いられている。

そんなチームだが、明るい材料がある。今季プレミアリーグ初挑戦のFWチャーリー・オースティンが12得点をあげ得点王ランキングに名を連ねていることだ。


身長が小さくレディング・アカデミーから放出

オースティンは1989年生まれの25歳、レディングのアカデミー出身だがトップチームはおろか日本でいう高校生年代にも進めなかった。

その理由は身長が小さいというもの、現在の190cm近い身長からは考えられない理由である。レンガ職人として働きながらノン・リーグ(9部や10部)のクラブチームで2009年までプレーした。プール・タウン時代の試合給は80ポンド(約15000円)。スウィンドン・タウン、バーンズリーを経てQPRへ移籍すると、2013-14シーズンまで3シーズン連続でチャンピオンシップ(2部)二桁得点をあげている。下部リーグの成績も合わせれば6シーズン連続で二桁得点中だ。

プレミアリーグの水にもすっかり慣れたのか、12月に入り5試合で5ゴールをあげ得点王争いではアグエロ、ジエゴ・コスタに次ぐ3位、首位のアグエロとは2ゴール差と初のプレミアリーグ挑戦で得点王も視野に入れている。

チャンピオンシップが選手として育ててくれた

プレースタイルを見ていこう。彼の特徴はいわゆる英国の9番、クロスをヘディングで合わせる高さ強さ、右足の決定力を持っている。簡単にいうと頭と足両方から得点が狙えるセンターフォワードである。

これまであげた12得点中11得点がエリア内のもので右足が8本、ヘディングが2本、左足が2本とまんべんなく得点がとれているのがその証明だ。

ゴール後には膝から足を滑らせていくパフォーマンスがお馴染みだ。

このオースティン、とんとん拍子に成長してきたわけではない。2013年の夏にはハル・シティへの移籍が決まっていたが怪我によりご破算になったという。

オースティンは『Four Four Two』の取材に対して「正直にいうとサッカーをやりたくなかった。」とその時の心境を口にしている。移籍破断後に連絡をくれたQPRへ移籍すると、チームをプレミアリーグ昇格へ導いた。1年遅い”個人としての昇格”となったが、今では後悔はない様だ。

オースティンは言う「チャンピオンシップが選手として育ててくれたと。」

過去にはナイトクラブで薬物をやっていた男を殴り逮捕されるなどイングランド人ストライカーらしい一面もある。

長年のパートナーであるビアンカ・パーカーは25日のクリスマスに来年のクリスマスには結婚をするツイートをした。公私共々順風満帆なオースティンだが、意外にもイングランド代表はまだ頭にないという。

「地に足をつけてまずはQPRでのプレーに集中したい。」というのがその理由だそうだ。この男、一発屋では終わらない本物のストライカーとしてこれからも期待が持てそうだ。

長年のガールフレンドであるビアンカ・パーカー、セクシーすぎない!?