英国『Metro』によれば、リヴァプールがウェストブロムのFWサイード・ベラヒーノの獲得に近付いているそうだ。
MATCH ACTION: @SBerahino tussles for the ball with Laurent Koscielny amid goalless first half at The Hawthorns #COYB pic.twitter.com/KOJ7z17KTW
— West Bromwich Albion (@WBAFCofficial) 2014, 11月 29
リッキー・ランバートやマリオ・バロテッリなど、この夏各国代表クラスのストライカーを獲得したリヴァプール。しかしエースであるダニエル・スタリッジは負傷中で、他の選手たちも結果を残せず。その順位はリーグ中位を彷徨っており、この冬新たな得点源となる選手を獲得するのではないかと伝えられている。
そこで今回話題になっているのが、WBAに所属するサイード・ベラヒーノだ。
サイード・ベラヒーノは1993年8月4日生まれの21歳。生まれは中央アフリカに位置するブルンジだがイングランドの国籍を選択しており、今月11月の代表戦でイングランド代表に初選出された。また、10月には飲酒運転で逮捕されていたことが明らかになった。
技術、スピード、得点力とあらゆる能力を全て兼ね備えるアタッカーで、WBA下部組織監督であるマーク・ハリソンは「ゴールゲッタータイプのストライカ」と彼を評価し、得点パターンが多いと指摘。ワンタッチでゴールまで結びつける様な抜け出しやエリア内でのシュート意識に長け、両足でどこからでもゴールを狙えるバリエーションの豊かさが魅力である。
ベラヒーノは今シーズンのプレミアリーグにおいて18試合に出場しており、ここまで7得点を奪っている。記事によれば、今週ベラヒーノ側からクラブに退団の意向を伝えたようで、リヴァプールが2350万ポンド(およそ44億円)で獲得合意に迫っているという。