今年、日本のサッカー解説者として最も脚光を浴びたかもしれないであろうあの人物が、2014年を豪華に締めくくってくれるようだ。

現地時間30日に行われる親善試合『2014ドバイ・フットボール・チャレンジ』、ミラン対レアル・マドリーの試合を『J SPORTS』が緊急中継し、その解説者(ゲスト)として玉乃淳氏が起用されることになったようだ。同局のプロデューサーで、『Foot! Monday』にも登場する菅原慎吾氏が明らかにしている。

そのフリーダムすぎる解説と、実況陣との絶妙なハーモニーで視聴者の心を掴む玉乃氏。今年もその自由度は健在で、テレビ朝日系人気番組『マツコ&有吉の怒り新党』内の『新・3大〇〇調査会』というコーナーに登場し、その名(迷)解説ぶりが全国に届けられていた。弱冠25歳で現役を引退し同年齢で解説業をデビューさせたことから、「世界最年少のサッカー解説者」と自称している。

さて、そんな玉乃氏が担当するのはミラン対レアル・マドリーの親善試合だ。「ドバイ・フットボール・チャレンジ」という今回の大会は両チームのスポンサーを務めているエミレーツ航空が主催するもの。UAEのドバイで2007年から1年ごとに行われたり行われなかったりしており、 短期間ながら現在ウインターブレイク中の両チームが参加する。

そして、注目なのが玉乃氏とセットを組む人物だ。日本サッカー中継においてもそのユーモアさでこの人の右に出る者はいないと言われる倉敷保雄氏が実況を務め、同じくゲスト解説としてスポーツライターの金子達仁氏が登場するのだ。

これまで、幾多の名中継を彩ってきた倉敷×金子の名コンビ。このここに現代の風雲児こと玉野氏が加わるというのだから、どんな中継になるのか非常に楽しみなところである。

ちなみに、玉乃氏は東京ヴェルディのユース出身。アトレティコ・マドリーのユースチームに在籍し、フェルナンド・トーレスと2トップを組んだこともある。現在エイバルに在籍し、かつてはヘタフェで長くプレーしたマヌ・デル・モラルともプレーしていたことが過去の会話から明らかになっている。

「2014ドバイ・フットボール・チャレンジ」は日本時間12月31日午前0時54分より、『J SPORTS 3』で生中継予定。

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