1月3日、『Gazzetta dello Sport』は「元イタリア代表選手で、現在レバノン代表監督を務めているジュゼッペ・ジャンニーニ氏ら104名が八百長にかかわった容疑で告発された」と報じた。
八百長が疑われている試合は2008-09シーズンのレガ・プロ・プリマ・ディヴィッショーネ(実質三部リーグ)最終節、ジュゼッペ・ジャンニーニ氏が率いていたガッリポリ対レアル・マルチャニーゼ。
優勝を争っていたガッリポリは3ポイントが必要な状況で、最終的には3-2で勝利を収めセリエBへの昇格を決定させている。
この際、ガッリポリのジュゼッペ・ジャンニーニ監督、ルイージ・ドミトリーSD、サルヴァトーレ・リーギSDらが結託してレアル・マルチャニーゼの各選手に5万ユーロを支払ったのではないかと言われている。
また、この取引においてはナポリに本拠地を置いているマフィア組織コンティーニ一族の関与が疑われており、容疑者はマネーロンダリングや犯罪組織との結託という点でも告発されている。
なお、裁判は2月17日から開始される予定となっている。