1月3日、イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは「カナダ代表DFドニール・ヘンリーを獲得した」と公式発表した。契約期間、移籍金ともに非公表。
ドニール・ヘンリーは1993年生まれの21歳。若くしてカナダ代表チームの最終ラインに定着している期待のセンターバック兼右サイドバックで、2012年には同国のU-20最優秀選手賞を獲得している。トロントの下部組織が輩出した最初のプロ選手としても知られている。
昨年は一度キプロスのアポロン・リマソールに移籍したがすぐにトロントに戻り、21試合に出場。チームを率いるライアン・ネルセン監督から高い評価を得て、ウェストハムの指揮官サム・アラダイス氏に推薦していたとのことだ。
ドニール・ヘンリー
「ここにきて練習し、プレミアリーグの一部を見るチャンスを与えられたのは素晴らしいことだと思うし、できるだけ早くスタートしてチームの中に入りたい。
ライアン・ネルセンとは非常にいい関係を保っている。僕はいつももっと高いレベルでプレーしたいと思っていたし、そのチャンスがやってきた。
16歳でアカデミーに入り、17歳でトップチームと契約した。そして今、僕は選手としてただ成長し続けたい。僕は21才であり、チームでの役割を与えられたい。こうべを垂らし、やって来るチャンスを生かしたい。
僕はタックルが好きだ。激しい守備が好きだ。キーパーや他のディフェンダーとともに無失点で終えることが好きだ。それが出来れば、僕の仕事は完成する」