1月4日、『Gazzetta dello Sport』『Sportmediaset』など各メディアは「サンプドリアに所属しているイタリア代表FWマノーロ・ガッビアディーニはナポリへの移籍が間近となっている」と報じた。
マノーロ・ガッビアディーニ は1991年生まれの23歳。イタリアの各年代で選抜されてきた期待のストライカーであり、かつてはユヴェントスが保有権を持っていたことでも知られている。サンプドリアにはシモーネ・ザザとの保有権トレードという形で2013年に加入し、初年度に8ゴール、今季は半年間で7ゴールを決めた。
価格は1300万ユーロ(およそ19億円)であると言われており、これはナポリの歴史上冬の移籍で一人の選手に使った額としては最大のものとなる。
そして4日、メディカルチェックのためにジェノヴァからナポリに降り立ったガッビアディーニを迎えたのは...
L'incredibile ressa di Capodichino per Gabbiadini pic.twitter.com/zwAqMdAXba
— Gianluca Bottiglieri (@Gl_Bottiglieri) 2015, 1月 4
何と900~1000人という数のサポーター。これによって通常の業務に支障が出たこと、そして暴動が起こることを避けるため、空港側はガッビアディーニを滑走路から直接裏口から脱出させることになったという。なお、ナポリファンはかつてガッビアディーニが所属していたユヴェントスを揶揄するチャントを歌っていたとのことである。
なおガッビアディーニのメディカルチェックは既に行われており、問題は見つからなかったことがナポリから報告されている。明日にも正式な契約が結ばれる見込み。