1月5日、リーガ・エスパニョーラのバルセロナは、スポーツディレクターを務めていたアンドニ・スビサレッタ氏を解任することを発表した。

かつてバルセロナで選手として300試合以上に出場した経験を持つアンドニ・スビサレッタ氏は、2010年にチキ・ベギリスタイン氏の後を継ぐ形で同クラブのスポーツディレクターに就任。

クラブはその後2回のリーグ優勝を飾ったが、トーマス・ヴェルマーレンやドウグラスなどの獲得などに批判が巻き起こっており、評価が下がっていた。

先日エスタディオ・アノエタで1-0と敗北した後、スビサレッタ氏はインタビューに対して責任を感じていると話していた。そしてそのあと、クラブは彼の解雇を公式に発表した。

そして、その1時間後。スビサレッタ氏のアシスタントとして働いていたカルレス・プジョルが自身のSNSを通してバルセロナを離れることを公式発表した。

カルレス・プジョルは1978年生まれの36歳。昨シーズン限りで現役を引退し、その後すぐにバルセロナのフロント業務に就いていた。しかし、最終的にはわずか半年でその職を離れることになった。

カルレス・プジョル

「この声明により、私がバルセロナとの雇用契約を打ち切ることを決めたと発表したい。この3か月半は、私にクラブの別の側面を見るチャンスを与えてくれた。多くのことを学んだ。

私はそれを非常に感謝しているし、今は他のどこかで、他の考え方で、新しい経験をしたいと考えている。

個人としても、プロとしても成長したい。将来、うまく行けばこの場所に帰ってきて恩返しをしたい。

僕はスタッフ、ディレクター、会長、そしてスポーツ面の管理者たちに大きな感謝を持っている。信頼してくれたこと、難しい状況でも助けてくれたことに。

そして、特にファンにも。選手の時はいつも君たちを近くに感じていた。引退してからはよりそれを感じている。

出来れば全ての人にお別れを言いたいが、しかし人生はいつも思ったようにはいかないものだ。

私はとても幸運な人間だ。これだけの愛を感じられる。私はただ感謝を伝えることしかできないが、それが自分の心をいつも支えてくれていると分かっている。Visca Barca!』

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