バルセロナのウルグアイ代表FW、ルイス・スアレスの状況にプレミアリーグの強豪クラブからの注目が集まっているようだ。

『Daily Mail』によれば、スポーツ・ディレクターのアンドニ・スビサレッタとアシスタントのカルレス・プジョルがクラブを去った事でスアレスのバルセロナでの将来が不透明になっているという。

スアレスは昨年の夏にリヴァプールからバルセロナに7500万ポンド(およそ135億円)の移籍金で加入。ワールドカップでの噛み付き事件もあり、移籍後は一挙手一投足に注目が集まっている。しかし、リーガでは1ゴール、CLやカップ戦をあわせても4ゴールと期待された程ではなく、調子を落としている。

こうしたスアレスの状況に注目しているのはアーセナル、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、そしてチェルシーであるという。これらのクラブはシーズン終了後に獲得のチャンスがあると考えているようだ。

バルセロナには過去にもスター選手を早々に売却した歴史がある。顕著な例はズラタン・イブラヒモヴィッチであろう。イブラヒモヴィッチは2009年の夏にインテルからバルセロナに5000万ポンド(およそ90億円)の移籍金で加入したが、当時の指揮官、ジョゼップ・グアルディオラと衝突。わずか1シーズンでカンプ・ノウを去り、ミランへとローン移籍した(翌シーズンに完全移籍)。

なお、現時点でバルセロナにスアレスを売却する意思はないとみられており、会長のジョゼップ・マリア・バルトメウも放出しない意向を示しているが、昨今の移籍ウィンドウで絶対はないだけに今後も気になるニュースと言えそうだ。

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