Vリーグ2015シーズンが1月4日に開幕した。今季は黄金世代と呼ばれるU-19ベトナム代表のメンバーがプロデビューを飾るため、国内のサッカーファンは期待に胸を高鳴らせている。今回は、新シーズン期待のベトナム人選手5人を紹介する。
1: FWグエン・コン・フオン(HAGL)
現在のベトナムサッカー界において最も注目度が高い選手。
2014年は、U-19ベトナム代表とU-19HAGLアーセナルJMGの絶対的エースとして活躍。今季はHAGLのトップチームに昇格し、満を持してのプロデビューを迎える。現在のベトナムサッカー界で最も客を呼べる選手であり、アンダー世代の試合ながら、今年、グエン・コン・フオンが出場した試合はほぼ全試合で満員になった。
高速ドリブルが武器で、ニックネームは「ベトナムのメッシ」。
2: MFグエン・トゥアン・アイン(HAGL)
U-19ベトナム代表では、ルアン・スアン・チュオンと共にボランチコンビを組む。
チームメイトから「ベトナムのピルロ」と呼ばれるほどの高い技術と卓越したパスセンスを持つ。英アーセナルのアーセン・ベンゲル監督からは「U-19HAGLで最も才能のある選手」と高く評価された。
3: MFルアン・スアン・チュオン(HAGL)
U-19ベトナム代表の中盤の要。
正確なロングキックが武器で、攻撃の起点となる選手。派手なプレーはしないが、キープ力もあり、安心してボールを預けられる。強烈なミドルシュートや正確なフリーキックも持っており、2014年はU-19ベトナム代表で7ゴールを記録した。
4: FWマック・ホン・クアン(タンクアンニン)
チェコ育ちの越僑選手。クレバーなFWで、1対1となったときの落ち着きがあり、周囲を活かすことも上手い。
2014年は仁川アジア大会で、U-23ベトナム代表のエースストライカーとして君臨。強豪イランとの試合では、1ゴール1アシストの活躍でチームの勝利(4-1)に貢献した。
オフシーズンは、移籍騒動に揺れたが、最終的にタンクアンニンへの移籍が決まった。
5: MFグエン・バン・クエット(ハノイT&T)
ベトナム代表で10番を背負い、AFFスズキカップ2014でもチームの主力として活躍。三浦俊也監督からの信頼も厚い。
テクニック、スピード共に優れ、自分で仕掛け自分で決めることが出来る数少ない選手。アンダー世代から順調にステップアップしており、代表でもクラブでも既にエースとしての地位を確立しているが、その進化は留まることを知らない。
(C) zing, グエン・コン・フオン(左)
記事提供元: 「 いよいよ開幕のVリーグ2015、注目の5選手を紹介!@Vietam Football」
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