17日に開幕を迎えたアフリカネイションズカップ。2日目の第2試合は優勝候補の一角であるチュニジア、そして近年好調を続ける小さな島国カーボヴェルデの一戦。

この両者は2014年ワールドカップ3次予選の最終節で戦っており、その際にはカーボヴェルデが0-2で勝利を収めたのだが、後にチュニジアの訴えによって出場資格のない選手を起用したことが明らかとなり没収試合に。

その結果ワールドカップ予選プレーオフにはチュニジアが進み、勝ち点で上回ったはずのカーボヴェルデが落ちたという遺恨もあったりする。とはいえ、カーボヴェルデも赤道ギニアの違反によって勝ち点3が加わっているので、大会の開催国ともちょっとしたアレがあったりするのだが...

それはともかくとして、試合は両チームが完璧ではなかったがために良いところが見られるという内容になった。

チュニジアは北アフリカのチームらしく運動量と勢いが持ち味であり、レーケンス監督は中央を守備的に、サイドを攻撃的にしたシステムを使用。

スピードがありワイドな攻めを見せる反面、カーボヴェルデが3センターであったために中央で数的不利になり、プレスが遅れて精度の高いパスを出されてしまうという欠点もあった。

対するカーボヴェルデは上記のチュニジアの性格を利用して、前線の3トップのスピードを生かしたカウンターを操り出し、チャンスを狙った。

前半は0-0で終わったものの、後半には試合が動いた。

70分にはチュニジアが先制点を奪取。アブドゥヌールが縦パスをカットしたところから反撃を開始し、左サイドに展開。サイヒのスルーパスにハズリが抜け出し、そのクロスをムンサールがファーサイドで合わせてゴールに決めた。

しかし、後半やや押され気味だったカーボヴェルデも負けてはいなかった。76分に左サイドの裏に飛び出したエウドンがベン・ユースフに倒されてPKを獲得。これを決めて同点に追いついた。

この結果試合は1-1で終了。グループBの第1節は2試合ともに引き分けとなり、混戦模様となっている。