1月23日、アフリカネイションズカップ2015は7日目を迎えた。グループCのビッグマッチの一つ、アルジェリア対ガーナの一戦が行われる。
勝ちたいガーナ、負けたくないアルジェリア
アヴラム・グラント新監督が率いるガーナ。就任から間もないこともあってか、その戦術はとにかくハッキリしている。縦へ、縦へ。絶対にスピードを落とさず侵攻していく勢いを武器に仕掛けていく。
前節でセネガルに敗れてしまったせいか、マラリアで離脱していたアサモアー・ギャンをいきなり先発で復帰させ、勝利を狙いに来た。
しかし、対するアルジェリアは(初戦で勝利していることもあってか)その攻撃を受けるための対策を重点的に考えてきた。とにかく早く縦を切ってくる。そのためにベンタレブを左ウイングに配置しサイドを強化するとともに、中央にはスリマニよりもボールが収まるベルフォディルを起用している。
その守りにガーナは思ったように攻撃の力を発揮できず、ギャンも復帰直後でやや調子が悪いようで試合の中でほとんど存在感を発揮できなかった。