1月24日、『Corriere dello Sport』は「イタリア・セリエAのローマは、チェルシーのエジプト代表FWムハンマド・サラーの交渉を進めると同時に、シャフタール・ドネツクのブラジル代表FWルイス・アドリアーノにチェンジすることも検討している」と報じた。
ローマについては、先日からムハンマド・サラーとの交渉が合意に達したという報道がなされており、100万ユーロのレンタル料で18か月のローン、プラス1700万ユーロでの買取オプションという条件となったと具体的な話も出ている。しかし、これはまだ何も公式に発表されてはいない。
記事によれば、ローマはこのムハンマド・サラーの取り引きを急いではおらず、同時にシャフタールのルイス・アドリアーノを候補として考えており、並行して交渉を進めようとしているからであるそうだ。
セリエAでは非EUの選手を1名しか同時に獲得できないこと、そしてルディ・ガルシア監督がルイス・アドリアーノの方を好んでいるということから、ムハンマド・サラーの交渉は最終段階でストップしている状態だという。
ただし、これに関してはどうやらまだ本格的なものにはなっていないようで、ルイス・アドリアーノは『Globoesporte』に対して「よくは知らない」と話している。
ルイス・アドリアーノ
「ローマの興味については、僕は昨日知ったばかりだよ。しかし、多くの事は教えてもらえなかった。僕にとってはいいことだと思うよ。素晴らしいクラブだし、面白い冒険になるだろう。いつだって新しい挑戦をするのはいいことだ。何が起こるかを見届けよう。
まあいずれにしても僕はまだシャフタールの選手だ。タイトルを取るため、そしてチャンピオンズリーグに出続けるため。僕はまだそこに集中している。ウクライナでね。
セリエAは素晴らしいリーグの一つであるし、そこでプレーできることは名誉なことだ。特に、今僕はブラジル代表に呼ばれる機会があるからね」