7月28日、『L'Equipe』は「シャフタール・ドネツクに所属しているブラジル人FWルイス・アドリアーノは、ウクライナの市民権獲得に意欲を示すも、国の情勢次第だと話した」と報じた。

ルイス・アドリアーノ・ジ・ソウザ・ダ・シウヴァ、通称"ルイス・アドリアーノ"は1987年生まれの27歳。インテルナシオナウ時代には2006年のクラブワールドカップ優勝を経験し、その後ウクライナに進出。シャフタールでは2006-07シーズン途中から7年半に渡ってプレーしており、141試合に出場して67ゴールをあげているストライカーである。

2012年に行われたチャンピオンズリーグのノアシェラン戦で、相手GKに返されたボールを奪ってゴールを決め、騒動を巻き起こしたことでも有名。

彼はU-20でのブラジル代表経験を持っているものの、フル代表に選出されたことはない。そのため、かねてからウクライナのパスポートを獲得して代表チームに選ばれたいという願望を語っていた。

しかし今回のウクライナでの紛争を受けて、彼は「情勢が変われば……」と付け加えたとのことである。


ルイス・アドリアーノ

「それは本当だ。私はウクライナの市民権を獲得しようとしている。しかし最終的な決定については、ウクライナの状況に依存しているんだ。国が正常に戻れば、パスポートを受け取って幸せになれるけれど」


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