ギニア対マリは案の定……
一方、同時刻開催で行われていたギニアvsマリの試合は、このグループにかけられた呪いから抜け出すことが出来ない内容となった。
まず先制したのはギニア。クロスボールをマリのDFサイフ・クリバリが手でブロック。一旦は流されたものの、少し間があって主審はペナルティキックを宣告した。これをケヴィン・コンスタンがパネンカ(チップキック)で決め、ネットを揺らす。
マリもその直後にPKを獲得するも、セイドゥ・ケイタのシュートはギニアのGKナビ・ヤッタラがしてやったりのセーブ。これで1-1の呪いは解けたかと思いきや……
後半開始直後の47分、右サイドから入ったクロスをファーでフリーになっていたモディボ・マイガがヘッド! マリが同点に追いついた。
そして試合は大きな流れに飲み込まれた形で1-1のまま終了。この2チームは勝ち点3、得点3、失点3と全ての要素で並び、結果は29日の現地時間16:00に行われる抽選に持ち込まれることになった。
なお、アフリカネイションズカップでグループリーグ突破チームが抽選で決められるのは1988年大会のグループAの結果以来。
ただこの時は勝利の際のポイントが2であった時代であり、アルジェリアが1勝1敗1分け、コートジボワールが3分けという違う結果で抽選に持ち込まれている。