2月2日、イタリア・セリエAのユヴェントスは「ジェノアからイタリアU-21代表MFステファノ・ストゥラーロ、イタリア代表FWアレッサンドロ・マトリが加入した」と公式発表した。
前者はレンタルからの復帰、後者は逆にユヴェントスが借りる形である。
ステファノ・ストゥラーロは1993年生まれの21歳。パスセンスとスキルに長けたMFとして知られ、イタリアの各年代で選抜されてきたエリート。今季は前半戦で13試合に出場している。
ジェノアの下部組織出身で、昨年夏にユヴェントスが550万ユーロの3回払いという形で保有権を獲得するとともに、レンタルで元のクラブに残していた。
アレッサンドロ・マトリは1984年生まれの30歳。カリアリ時代にはマッシミリアーノ・アッレグリ監督の下で育成された経験を持っており、ユヴェントスにも2011~2013年に所属したことがあるイタリア代表アタッカーである。
クラブはもともとダニエル・オスバルドを獲得しようと考えていたとのことだが、そちらは金銭的に折り合わず、最終的には監督の教え子であるマトリの呼び戻しという選択を行った。なお、買取オプションの有無については公式でもメディアでも言及されていない。
ユヴェントスはセバスティアン・ジョヴィンコが早期にアメリカへと去ることになり、その後釜となるアタッカー、MFを探していた。
なお、先日話に出ていたダニエレ・ルガーニの保有権についても100%買い取ることが正式に発表されており、今季終了まではローンでエンポリに残ることも決定している。このために費やされる額は350万ユーロで、4年間の分割での支払いとなる。