2月4日、『Daily Mail』は「イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは、FIFAの懲戒委員会から7万1000ポンド(およそ1250万円)の罰金を言い渡された」と報じた。
ウェストハムは1月25日に行われたFAカップのブリストル・シティ戦で1-0と勝利を収めることに成功した。しかし、その際に決勝点を決めてヒーローとなったセネガル代表FWジャフラ・サコを起用したことが問題となった。
ジャフラ・サコは1月17日から行われているアフリカネイションズカップのメンバーに選出されていたが、怪我を理由に大会を辞退していた。
しかし、その判断を行ってからわずか18日という期間で試合に出場したことから、国際的大会に出場する義務を尊重しなかったという裁定が下されることになり、10万スイスフランの罰金が言い渡された。
ウェストハム側はジャフラ・サコに背中の怪我があったと主張していたが、それが認められることはなかった。
なおFIFAはイングランド連盟(The FA)に対してウェストハムをFAカップから追放するよう要請しており、今後更なる罰則に発展する可能性があるという。