民族大移動とも言うべき移籍期限最終日である「デッドラインデー」。多くのクラブがギリギリまで補強や余剰戦力の放出を目指す中、とっても残念な結果に終わったクラブの存在が明らかになった。

まずはこのツイートをご覧頂きたい。

ジャック・サリヴァン

「悲しいことに、今日8つの取引に挑戦し、最後の2時間で全部崩れかけている。いま、1つもうまく行きそうにない」

このツイートはウェストハムの共同オーナー、デイヴィッド・サリヴァンの息子、ジャック・サリヴァンによるものである。

本当かどうか調べるためにウェストハムのHPやTwitterなどを確認したが、獲得発表はゼロ。「誰も獲得できなかった」ことは真実のようだ。

なお、残念ながらTwitterで発表された移籍関連のニュースは以下の1件のみ。

これは、若手選手2名と双方合意による契約解除の報告である。

ウェストハムといえば、ユニフォームの胸スポンサーを務めるアルパリが先月の「スイスフランショック」により経営破綻しており、ふんだり蹴ったりという感も否めない。

ちなみにウェストハムは今回の移籍のウィンドウで誰も獲得できなかったわけではない。カナダ代表DFのドニール・ヘンリーを獲得している。

共同オーナーであるデイヴィッド・ゴールドは"終戦後"に以下のツイートを行っている。

デイヴィッド・ゴールド
(ウェストハム共同オーナー)


「みんなを遅くまで待たせてすまない。だが、最終的に主な取引は流れた。残り(の取引)はトランプのカードの様に折れてしまった。しっかりしよう」

なお、閉鎖直前、ゴールドとジャック・サリヴァンは以下のようなつぶやきを行っていた。

ジャック・サリヴァン

「面白い時間に突入だ!」
デイヴィッド・ゴールド
(ウェストハム共同オーナー)


「ベッド行くなよ」

誠に残念だが願いは届かなかったようである。悔しい思いをしたウェストハムが夏の移籍ウィンドウで巻き返すことを期待したい!

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